福島市の斎藤自動車です。
トヨタ ダイナトラック KDY280 クラッチペダル 戻り悪い
ギヤ入りずらい修理での 入庫です。
以前クラッチディスク、カバーは交換済みでしたので、
お客様と相談し今回はクラッチマスターシリンダーとブッシュ交換
をすることになりました。

かなり狭いので、作業性は悪いです。
マスターシリンダーを外しました。
シリンダーはアッセンブリーで交換します。
クラッチペダルを取り外しました。
リンク部のブッシュも一緒に交換します
よく見たら、マスターシリンダー取り付けピンが摩耗してます。
クラッチペダルの穴が削れてます!!
こちらがクラッチペダル。この穴にブッシュがはいってますが、
ブッシュが減ってしまい金属どうしがこすれてしまって、穴が楕円状になってしまったようです。
本当はピンとペダル交換したいところですが、納期が間に合わない為、
修理で対応します。
まずピンのほうを半自動溶接機で肉盛りして、その後ベルトサンダー
で研磨します。
ペダルも穴も楕円形に広がっているので、溶接してその後、丸く研磨します。
うまくできました。錆止めを塗り、軽く上塗りして組付けになります。
組付けて、車体に取り付けし、エア抜き作業で終わりです。
クラッチの調子よくなりました。おそらくこの部分が一番の原因ですね。

対象車両情報

初年度登録年月平成16年メーカー・ブランドトヨタ
車種ダイナトラック
型式KDY280

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